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能公演

本日、4~6年生が能の公演を鑑賞しました。

公演前、能について詳しく説明いただきました。

まずはお囃子方の、楽器の説明と演奏。

お囃子方は、左側から太鼓、大鼓、小鼓、笛の順で並んでいます。

息ぴったりの演奏は見事でした。

お囃子方以外に、シテ方(主役)、ワキ方(相手役)、狂言方という役割があります。

役割は常に決まっており、一生変わることはないのだそうです。

 

さて今回の演目は「黒塚」、安達ケ原の鬼婆伝説が元となっています。

鬼となった老女が登場し、山伏が祈り伏せる場面は大変な迫力でした。

公演後、老女がなぜ鬼になったのかを全員で考えました。

シテ方の能楽師さんから、「悪いのは老女ではなく、老女を鬼にしてしまった行動だ」とのお話があり、子供たちも日頃の自分の生活と今回の演目をつなげて考えることができたのではないかと思います。

体育館内には能のお面やお着物などが展示され、能楽師の皆様が子供たちの質問に答えてくださっていました。

日本文化に興味を持つきっかけとなる、貴重な経験ができました。