今日の献立は、
ミートソース、牛乳、さとう揚げパン、ブロッコリーでした。
揚げパンは、学校給食が戦後再開された頃に、東京都大田区で誕生しました。当時は、食べ物が不足し、給食は子どもたちの一番の楽しみでした。ある日、風邪で多くの子が学校を休みました。今は決まりでできませんが、昔は休んだこの家に友達が給食のパンを届けてくれたのです。でも、パンは置いておくとすぐに固くなってしまいます。そこで「揚げてみようか・・・。」という腕利きの調理員さんのひらめきで誕生につながりました。
揚げパンが生まれた陰には、いつもみなさんのことを考えてくれる給食室の方々の温かい気持ちがあったのですね。今日もごちそうさまでした。