ブログ

2020年12月の記事一覧

どんな人になりたいですか。

今日は、2学期の最終日。終業式でした。今日の式では、「みなさんは、どんな人になりたいですか。」という問いを全校児童に投げかけました。その後、私(校長)は、宮澤賢治が書いた「雨にも負けず」の書かれているような人になりたいと最近、思うようになったことを伝え、詩を紹介しました。

「雨にも負けず」 宮澤賢治

 雨にも負けず

 風にも負けず

 雪にも夏の暑さにも負けぬ

 丈夫な体をもち

 欲は無く

 決して怒らず

 いつも静かに笑っている

 一日に玄米四合と

 味噌と少しの野菜を食べ

 あらゆることを

 自分を勘定に入れずに

 よく見聞きしわかり

 そして忘れず

 野原の松の林の陰の

 小さな萱ぶきの小屋にいて

 東に病気の子供あれば

 行って看病してやり

 西に疲れた母あれば

 行ってその稲の束を負い

 南に死にそうな人あれば

 行って怖がらなくてもいいと言い

 北に喧嘩や訴訟があれば

 つまらないからやめろと言い

 日照りの時は涙を流し

 寒さの夏はおろおろ歩き

 みんなにでくのぼーと呼ばれ

 褒められもせず

 苦にもされず

 そういうものに

 わたしは なりたい

雨にもまけず(原文)は、ここをクリック.pdf

最後に、もう一度、児童に「あなたは、どんな人になりたいですか。」と問いかけるとともに、冬休みにちょっと考え、3学期に答えられるようにしてくださいと、お願いをしました。子どもたちが、仕事ではなく、「こうなりたい」と思う人・・。どのような回答があるか、とても楽しみです。また、この冬休みのご家族の話題にしていただけると幸いです。

読み聞かせの時間(1年生)

 

今日は、1年生に次の2冊を読み聞かせをしていただきました。

『みんな うんち』 五味太郎 作(かがくのとも傑作集)

『ぐりとぐら』(大型絵本) 中川李枝子 作  大村百合子 絵 (福音館書店)

冬至の寒い日に、心温まる時間が1年生の教室に演出されました。ボランティアのみなさん、ありがとうございます。

12月2日の謎解きの答え

答えは、カイロでした。

引き算のの数字は、何画目かを表してます。-7は、7画目を消すということでした。足の4・5・6・7画目を消す(とる)と口=ろと読むことができます。

ご心配をおかけしました

長い間、ご心配をおかけしておりました、玄関脇の壁の補習工事が終わりました。来週からは通行の制限がなくなります。正門付近の利用について、保護者の皆様、地域の皆様のご協力に感謝申し上げます。

白いふわふわの贈り物(綿花の継承)

11月16日の本ブログで、ご紹介した「白いふわふわ」が、児童の作品に使われていました。これは、綿花です。綿糸の原料です。この綿を紡いで、細い糸にしたものを織って綿布がつくられています。綿布は、私たちにとって大変身近なものです。タオル、シャツ、くつしたは、綿製品のものが多いです。

この「ふわふわ」は、はじめは、本校の職員が種を自発的に植えたものを、他の職員が世話をし、できた実を学年の先生が教材に生かし、作品を作った児童が、種を来年度下の学年の子に贈るというサイクルが、出来上がっています。こうした、工夫を自発的に行い、継承しているところが、本校の職員の素晴らしいところなのです。

川口の元気 いしめゼロサミット開催

12月16日(水)スキップシィティーに市内全小学校の代表が集結し、いじめをなくすための会議(サミット)が開かれました。本校からも、6年生の代表児童が出席し、グループ内での司会を務めるなどして、力を発揮しました。

クラス一丸となった長縄大会(6年生) 

昨日、6年生3クラスが、長縄の8の字跳びを競いました。算数の勉強の一環とはいえ、熱が入った声が、校庭に響いていました。

なぜ、算数で、長縄なのか聞いてみたところ、「データの特徴を調べて判断しよう」という単元で学習したことを生かして、実際のデータ(各クラスの長縄の回数数日分)を比較(分析)する取組ということでした。体験を伴った理解・応用ということになります。これは、今までの算数にはなかった内容です。これからの社会の中で、生きてはたらく力を各教科の学習で児童に育成することに趣がおかれているよい例です。